先日、「保険代理店100人カイギ」というオンラインイベントに登壇する機会をいただきました。
この「100人カイギ」は、地域や業種ごとに展開されるプラットフォーム型の勉強会です。ユニークなのは、“100人登壇したら解散”という明確なゴールがあること。会のコンセプトは「目指すところは一緒でも、登り方は100通り」。まさに多様性の時代にふさわしい場です。
今回の「保険代理店カイギ」では、全国の中小保険代理店の経営者や保険会社の方々が参加され、それぞれの「過去・現在・未来」を語り合う場となりました。
15分という限られた時間のなか、各社が独自の取り組みやこれまでの歩み、これからの展望について、熱く語ります。
私は、FPSの経営の3本柱である「マネーセミナー」「相続」「法人取引」について、そして私たちの経営理念やアフターフォローの体制についてお話ししました。
正直なところ、準備段階では「話したいこと」と「聴いてほしいだろうこと」のギャップに悩みました。
自分の歩みや想いを語り始めると、つい熱が入りすぎてしまうもの。
実際、最初のリハーサルでは自己紹介だけで13分経過していて驚きました(笑)。
でも、本当に伝えるべきことは何か?と自問自答を繰り返し、思い切って“そぎ落とす”作業に挑戦しました。
情報を削っていくことで、逆に自分自身の考えや会社の方向性が整理されていき、「やってきた施策の点と点が線になった」感覚も得られました。やってみて良かったと感じています。
他の代理店さんの発表もとても興味深いものでした。
それぞれが異なる地域・規模・戦略で経営されており、「なるほど、こういうやり方もあるのか」と学ぶことが多かったです。
もちろん、良いところはどんどん真似していこうと思います。でも、必要以上に比べて気にすることはない。
“オリジナルを大切にする”という姿勢もまた、改めて自分に言い聞かせたいと感じました。
今回、何より印象的だったのは、全国各地に「会社や業界を良くしたい」「お客様を守りたい」「社員を大切にしたい」と、同じような思いを持っている保険代理店がたくさんいるという事実です。
普段はなかなか出会えないような距離感の方々と、こうして想いを共有できる場があることは、心から安心につながりました。
自分自身もまだまだ成長過程ですが、こうした場を通じて、これからも会社・業界・お客様の未来のためにチャレンジを続けていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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